令和になり、とっても感動する出来事がワイドショーなどで紹介されています。

その出来事があったのは沖縄県のモノレール「ゆいれーる」でのこと。

沖縄那覇にある沖縄工業高校に通っている高校2年生の崎元颯馬君は、4月24日の朝、叔父の葬儀の為に生まれ故郷である沖縄の与那国島に帰る途中でした。

那覇空港に行くためにモノレールに乗って那覇空港駅に着きました。

ところが、カバンを見るとファスナーが開いており財布がありません。落としたのか・・・掏られたのか・・・全くわかりません。

崎元君の財布の中には、葬儀に参列するための往復の航空券代として親から送ってもらった6万円が入っていたのです。

これでは、叔父の葬儀に行くことができない。どうしたらいいのか頭を抱えて椅子に項垂れている所を、様子が変だと感じた一人の男性が「どうしたんだ?」と声をかけます。その声をかけたのが埼玉で医師をしている猪野屋博さんです。

崎元君は財布を無くして叔父の葬儀に行けない。と、猪野屋さんに事情を話します。

すると、猪野屋さんは騙されても良いと思い、財布から6万円をとりだしこれで葬儀に参列するようにと崎元君に6万円を渡します。

崎元君は猪野屋さんから借りた6万円で無事に葬儀に参列することが出来ました。

その後・・・・・

崎元君は、お金を貸してくれた男性に会ってお金を返してお礼を言いたいと思っていました。

ですが、実は崎元君、お金を借りた時、お金を貸してくれた男性の名前や電話番号など連絡先を急いでいたので一切聞いていなかったのです。

崎本君はどうしたらお金を貸してくれた人を探せるのか、その方法を考えます。

一方、猪野屋さんですが、この話を聞いた職場の人からも騙されたんですよ。と言われ、6万円は返ってこないものだと思って生活していたそうです。

そして一か月後、崎元君が通っている沖縄工業高校で二人は再会します。

実は、崎元君はお金を貸してくれた人を探すために、地元の新聞社に経緯を話に行きます。すると琉球新報と沖縄タイムスが紙面に「恩人を捜している」などと記事を掲載してくれたのです。

そして、それがネットで拡散され、やがて猪野屋さんが知ることになり再会が実ったのです。

猪野屋さんは、崎元さんの記事を見た時に涙が出るほどうれしかったと話していました。

崎元君は、困った人がいた時に自分も話を聞けるような人間になりたいと話していました。