東京都中央区にある国立ガン研究センターでは10月17日に、わずかな量の血液からがんの有無を調べる検査方法で卵巣ガンを99%の発見率で見つける事ができたと発表しました。

国立ガン研究センターでは、さらに開発をすすめて5年以内の実用化を目指したいとしています。

この検査方法は、血中に分泌されるマイクロRNAという物質に着目した方法で、2014年、国立がん研究センターを中心に、9つの大学と6つの企業が参加した国家プロジェクト。

私たち人間のからだの血液中には、およそ500種類ものマイクロRNAが流れており、がんのタイプにより、放出するマイクロRNAの量や種類が違うそうです。

国立がん研究センターでは、企業と共同でごく微量のマイクロRNAを正確に測定できる装置を開発。それによって、腸がん、胃がん、肺がん、乳がん、前立腺がん、食道がん、肝臓がん、胆道がん、すい臓がん、卵巣がん、ぼうこうがん、肉腫、神経膠腫の13種類のガンを初期の段階で診断できる検査手法の開発を行っていて、今回、卵巣がんを検出する診断モデルの作成に成功しました。

卵巣ガンは自覚症状がなく、有効な検診方法もないので進行してからガンが見つかることが多く、発見が難しいといわれるガンの一つ。

はやく、実用化されるといいですね。